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2010-06

父の日 - 2010.06.11 Fri

先日、デパートで買い物をしている時
「父の日のプレゼントに~」と明るい声で
案内の放送が流れてきました。

その一瞬、淋しいような、懐かしいような
そんな気分になりました。
父が亡くなってから、約一年半になります。
今では楽しい事ばかりが思い出され、
懐かしさでいっぱいです。

特定の香りが記憶を想起させる現象を
”プルースト効果”と呼びますが、
私も父がつけていた整髪料の香りを嗅ぐと
当時の父の笑顔を思い出します。

私たちはふだん「当たり前のこと」を
あまり意識しません。
親がいること、美しい風景が見れること
いい匂いだと感じられること、雨の音が聞こえる事…
”当たり前”だと思っていることを
失ったとき、その有り難さを実感します。

私たちは「生かされている」。
日々の中で愚痴をいったり、親しい人に
八つ当たりしたり・・・
どんなに私たちが悪いことをしようとも、
酸素も水も、惜しみなく皆平等に与えられ
「生きなさい。もっと生きなさい。」といわれている。
なんて有り難いことなのでしょうか。

今、自分に”当たり前に”与えられているものに
もっともっと感謝したいと思います。
美しい夕陽をこの目で見られることや
心に響くさまざまな音をこの耳で聴けること、
芳しい香りを感じられること、
そして両親が自分を、
この世に送り出してくれたことに、
心から”ありがとう”と言いたいです。

ふと我に返ると花屋さんの前に来ていました。
「父の日の花って、なんだっけ?」
生前、花など贈ったこともないのに
父がいつも庭の手入れをしてくれたことや
花をいじっている父の姿ばかりが目に浮かび、
そうだった…父は結構、植物が好きだったと
いまさらのように思い出されます。

実家にいって母に「父の日はどんな花がいいの?」
と尋ねると「日本酒の小さいのでいいんじゃない?」
「・・・・・(私)」

母は強く生きている。
情緒などというものは、あまり関係ないらしかった。(--;)

ともあれ、どうぞあなたの親を大切にしてください。
時には小言をいわれようと、喧嘩をしようと、
あなたという存在を、この世に送り出してくれた
有り難い存在です。

私は今この三次元の世界では、
もう二度と父には会えませんが、
心の中にはいつも、父の明るい笑い声が
ほのかな整髪料の香りとともに、
いまも存在しつづけています。















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Amy

Author:Amy
講師歴まもなく20年
漢方、薬草(ハーブ)、精油と
香りのちからに魅せられて
ふと気づくとここにいました。

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